ダイナミックストレッチングとは

意味

ダイナミックストレッチング(Dynamic Stretching)とは、対象となる筋群の拮抗筋群を意識的に収縮させ、関節の曲げ伸ばしや回旋などといった関節運動を行うことで筋や腱を引き伸ばしたり、実際のスポーツあるいは運動を模した動作を取り入れることでそれぞれの動きに特異的な柔軟性を向上させたり、利用される筋群間の協調性を高めることなどを目的として行うストレッチ方法の一つである。

概要

ダイナミックストレッチングは、基本的に対象となる筋群への直接的な操作は行わず、その拮抗(作用を有する)筋群を積極的に収縮させる動作によって対象の筋群をストレッチしていこうとするものである。対象となる筋群の収縮時に起こる関節運動においては、その拮抗作用を有する筋群は機能的に伸張されていく関係にある。この時拮抗筋群の緊張が高い状態にあるとスムーズに伸張していくことが出来ず、結果として対象となる筋群の収縮による動作もスムーズに行われないことになるが、これを自然と成立させるために相反性神経支配と呼ばれる反射機構が働くことで、拮抗筋群の緊張(収縮)を抑制するな信号が送られる。その結果対象となる筋のスムーズな収縮による関節運動が行われる。このようなメカニズムを利用することで行われるダイナミックストレッチには、その方法的理由から特徴的な効果があることが知られている。

ダイナミックストレッチングの方法

ダイナミックストレッチングを正しく行うためには、まず対象となる筋の持つ作用(関節運動)と その拮抗筋を正しく理解することが重要となるが、簡単に行おうとする場合には、単にストレッチしたい筋肉と反対側(裏側)の位置にある筋に力を入れるような動作(収縮)を行えばいいかもしれない。